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2019-05-09

デザインの依頼先と、デザイナーの選び方。

デザインをプロに依頼したい。

でも・・・

制作会社はたくさんあるし、デザイナーもたくさんいる!!

何を決め手にしたらいいの?
どこに?誰に依頼したらいいのー!!?

と、お悩みの方へ。

こんなふうに選んだらいいのではないかな?という提案です。
ご参考になれば幸いです。

5つの主な依頼先

依頼先は大きく分けて、次の5つです。

  1. 印刷会社
  2. 広告代理店
  3. デザイン事務所
  4. 個人のデザイン事務所(フリーランス)
  5. クラウドソーシング サイト

それぞれ、一般的な特徴を簡単にまとめました。

①印刷会社

印刷がメイン事業の会社です。
社内にデザインの部署があります。
営業、企画、デザイン、撮影、印刷まですべて自社で行います。

印刷会社がネット印刷もやっているところ。
ネット印刷会社でもデザインが頼めるところがあります。

大企業から中小企業まで様々です。
大企業は、人材が多く設備も整っているので必然的にクォリティも上がります。

②広告代理店

新聞・テレビ・ネットなどで広告を掲載する側(広告主)と、
広告を出したい企業(広告掲載主)の仲介と広告制作を行う会社です。
企画・デザインや撮影は自社で行い、掲載する媒体に渡します。

最大手は、電通、博報堂です。

大企業から中小企業まで様々です。
印刷会社と同様、大企業の方がデザインのクオリティは高いです。

③デザイン事務所

デザインのみを制作する会社です。
印刷会社に、紙や色の指示を出すところまでが仕事です。

依頼を受けるだけでなく、自社でオリジナルのデザイン製品を作ったりもします。

デザイン力が売りなのでクオリティが高いです。
スタッフは5〜20人程度の中小企業です。

ユニクロのロゴを作った、佐藤可士和さん。
“デザインあ”の佐藤卓さんなど。
個人がブランド化している著名なアートディレクターの多くはここに属します。

受賞歴や実績のある人がいるところは敷居、単価ともに高いです。

④個人のデザイン事務所(フリーランス)

全ての業務を一人で行なっています。
デザインの他に事務作業、打ち合わせ、データの納品、印刷手配の代行など。

拠点は自宅。
事務所を借りたり、カフェやコワーキングスペースを利用する人もいます。
時間・場所・働き方は人により様々です。

フリーランスは、デザイン事務所や印刷会社から独立した人がほとんどです。
会社を通さない分、単価は下がります。(実力や人によります)

⑤クラウドソーシングサイト

依頼から納品までインターネット上で完結します。
依頼したい人(クライアント)と受注したい人(デザイナー)をつなぐマッチングサイトです。
仲介料は、デザイナーが負担します。

ランサーズ、クラウドワークス、この2つが代表的です。

誰でもデザイナーを名乗って登録できるので、スキルに差があります。
フリーランスデザイナー、副業デザイナーの登録が多いです。

関連記事:クラウドソーシングサイトとは?

どこのデザイナーも、こんな感じでパソコンを使って作業しています。

依頼先の選び方

まずは会社か個人、どちらに依頼するか。

基本的に、会社は大・中規模の案件。
個人は中・小規模の案件に向きます。

会社に依頼

組織なので信頼度が高いです。
担当デザイナーに何かあっても、他のデザイナーがカバーするので安心です。
最終的にはアートディレクター(一番スキルのある人)のチェックが入るのでイメージ通りかそれ以上に仕上がります。

個人に依頼

個人は、その人の人柄とスキルによります。

納期が間に合わない、途中で投げ出す、連絡が取れない。
そんなリスクが少なからずあります。
どんなに責任感のある人でも不測の事態や、体調を崩したら作業が止まります。

一方、良いところも。
会社よりも敷居が低く、依頼がしやすいです。
多少の融通も利きやすいです。

移動や退職が無く、担当がコロコロ変わることがありません。
信頼関係ができていれば、困った時に頼れる強い味方になります。

優先順位をつけて選ぶ

希望の条件に優先順位をつけると選びやすいです。

例えば、

●店舗のツールやロゴデザイン

  1. クオリティ
  2. 信頼度
  3. 価格

重要度(1>2>3)

おすすめは、デザイン事務所

良いデザインは、商品やショップをより魅力的にします。
特にクオリティを重視したい案件です。

料金はかかりますが、お店や商品の良さを引き出してくれる可能性が高いです。
特にロゴはずっと使うものなので、初期投資と思えば安いです。

●急ぎで依頼したい。
●たくさんの案を見てみたい。

  1. 短納期
  2. できるだけ多くのデザイン案
  3. 価格

重要度(1>2>3)

おすすめは、クラウドソーシングサイト

ここには仕事を受けたい人が沢山集まっています。
時間のある方を見つけるのも簡単です。

コンペ形式を利用すればたくさんの案が集ります。
この中から気に入ったデザインを選ぶことができます。
料金は1つのデザインに対してのみ支払うのでコストが抑えられます。

注意したいのは、依頼の料金設定、文章の書き方です。
募集の仕方で提案数やデザインの質が変わります。

デザイナーの選び方

主に個人のデザイナーに依頼する場合です。

人対人の仕事ですので、相性も大切です。
会社なら、どうしても合わなかったら、担当を変えてもらうこともできます。
ですが、個人だとそうはいきません。

スキルがあることは前提で、私が依頼者ならこんな人に頼みたいです。

  • 仕事を楽しんでいる。
  • 依頼者とユーザーの目線で考えてくれる。
  • 連絡をマメにくれる。
  • 指示通りにするだけではなく、提案もしてくれる。
  • 言いにくいことでも言いやすい。
  • 責任感があり、素直。
  • 現状に満足せず向上心のある人。

私もこんなデザイナーになりたいなと思っています。

結論

ここまで長々と書きましたが、結論です。

過去の制作例から探す

企業も個人も、サイトを開けば過去の制作例が掲載されています。
街中で見つけたデザインでも、ネット検索すれば制作会社が出てくることも。

すでに完成してる中から好みのデザインを探して、問い合わせる。

これが一番手っ取り早いです。

デザイナーには癖や得意な傾向が少なからずあります。

カラフルで楽しくかわいいデザイン。
女性らしい優しいデザイン。
男っぽいクールなデザインなど。

会社だと、得意なジャンルがあります。

インテリア系。
飲食系。
サロン系。
行政系など。

パッケージに力を入れている、雑誌・本の依頼が多い、など。
媒体も様々です。

好みのデザインをしてる人や会社に頼めば、理想に近いデザインが仕上がります。

ヘアスタイル画像から美容師さんを探す感覚に似てますね。

楽しそうに仕事をしてる人を探す

もうひとつおすすめの選び方は、楽しそうに仕事をしてる人です。

良いデザインを作る人は、仕事を楽しんでる人です。
楽しんで仕事をしてる人からは良いデザインが生まれます。
また、そんな人に悪い人はいません。

経験値によってスキルに差はあるものの、私の経験上、確かです。

これは、デザイナーに限らず、他の仕事や趣味でも同じですね。

“好きこそ物の上手なれ”

好きでやっていることは一生懸命になります。
また、それに関して勉強したり工夫したりするので、自然に上達します。
すると、ますます楽しくなってくる好循環が起こります。

実際に会えない場合は、作品やSNSから感じ取ってみてください。

あとがき

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
お悩み、解決できたでしょうか。

デザインはユーザーのためのものだけではありません。

思いや考えを整理して形にすると、ビジネス・活動の目的やコンセプトがより明確になります。
その結果、やるべきことが見えてきて、無駄が省けます。
そして、日々の仕事をより楽しいものにしてくれます。

ぜひ、相性の良い理想のデザイナーを探して、デザインを依頼してみてください。

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